
やぁ、おいらはテディ・ベァ。それ以上でも、それ以下でもない。っていうか名前が無いのでそんな風に呼ばれている。おいらのご主人は何時もおいらの事を『熊公』とか『熊吉』とか『熊五郎』とかいろんな名前で呼ぶがどれもしっくりこないのがポイントだ。
おいらは2005年10月30日、渋谷のスタバのチョッと暗めの照明に照らされた店頭でコーヒーの香りに囲まれ、ハロウィンにちなんだ骸骨のボディ・スーツを着せられて無造作にバスケットにつめられて窮屈そうにしていたところをご主人に
さらわれてきた。そのときのご主人と来たら、偶然目が合っただけなのに、近寄ってくるなりいきなり頭をがしっと掴んでさらっていくんだもんビックリしちゃったさ。
そんなこんなではじまったおいらとご主人の共同生活だが、今年の11月で一年が過ぎた。連れてこられた時からそうだったが、ご主人はブログとかいうものを書いていたり、ご主人の運営する道場のHPの更新や広告に手を焼いたりしている。
ご主人の棲家は、洞穴にしては太陽光が結構入る明るい。そんな所に来て一年経つし、おいらもちょろちょろと書いてみようとご主人がパソコンから離れる隙を突いて自分のこともそうだが、ご主人の事やその周りに集まる人たちの事を書き出すことにしてみた。というところだ。
さて、どんなものになるのか?自分でも恐ろしい。